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再生療法 GTR法

再生療法 GTR法

最新の歯周病治療に再生療法というものがあります。

GTRR法とエムドゲインの二つがあるのですが、ここでは、GTR法を紹介しましょう。

歯槽膿漏で破壊および吸収された歯周組織は、その原因を除去しますと再生しようとするものです。

しかし、歯槽膿漏になった部分をきれいにした後に何もせずそのまま治癒を待っていますと、必要な支持組織が再生する前に歯肉がそこに入り込んで、歯周組織の再生を阻害してしまうということです。

そこで、歯周ポケット内部をきれいにした後にメンブレンという膜を施し、外から不要な歯肉が入り込まないよう防ぎます。

これにより、メンブレンの下では歯周組織が再生を始めてゆっくりと成長していこうとします。

新たに再生された歯周組織は最初のうちは非常に幼若なのですが、時間の経過にしたがって成熟していき、完全に元の組織と同じような成熟度になるということです。

このように人間の自己再生機能を上手に活用した再生療法がGTR法なのです。

まずは、GTR法が行えるかどうかの検査が行われます。このGTR法を用いることができるかどうかは、歯と歯槽膿漏の程度によって変わってきます。

1本の歯でも、場合によっては、歯列全体の健康にとって非常に重要な影響を及ぼすこともあります。

1本の歯を失うことにより、連鎖反応が始まることも少なくないそうです。

GTR法でメンブレンが患部に設置されている間、どのようにして患部を清潔に維持するのか、また新しい組織が再生した後の歯への注意事項などは、重要事項です。

GTR法を受けたいと思いましても、担当医がメンブレンを適正に使用するための特別なトレーニングを受けていなければなりません。

1980年代のはじめに、歯を救う新しい治療方法の研究が開始されました。

その結果、歯槽膿漏のまったく新しい治療方法として、歯の周りに必要な組織を再生させ、歯の支持構造をできるだけ元の状態に戻すという再生療法(GTR法)が確立されました。

1990年代に入りますと、世界中で広く応用されるようになりました。

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